ディスカバリー
2020年 04月 17日
本当のことを探してみたら、
それは、心の中にありました。
あのひともしりません。
本当に知りたいことは、自分しか知らないので、誰も教えようがないのです。
仕方がないので、
何度も何度も聞き返していると、
ある時、ふと、答えにつながるヒントが目の前に現れます。
時には、矢継ぎ早に、ここにもそこにも、目を向ける全てのものが答えに導いてくれるように感じることもあります。
それが、嬉しくて、この世紀の発見を誰かに伝えたいのだけれど、
残念ながら、その答えに興味を示すのは、自分しかいないので、
興奮して、その真実を語ったところで、
期待したような、反応はいただけません。
でも、
自分史の中で、世紀の大発見があった。
だから、この先は、ものすごい展開になる、に違いない。
手にした宝石をどうするか?
発見したばかりの、それは、素晴らしいものに間違いないのだけれど、
まだそれは、人の興味を引くほどには輝いていない。
意気揚々と、その素晴らしい石を見せるのだけれど、
誰も、いいね、と言ってくれない。
たまには、個性的でいいと思うよ、わたしにはわからないけれど。
と、行ってくれる人もいるかもしれないけど、
それにしても、反応が思っていたのと違いすぎて、心が折れてしまう。
見つけた瞬間の、ワクワクドキドキは、あっという間にしぼんでしまって、
なんだ、見つけたものは、宝石なんかじゃなかった。
ただの、変な石だったんだ。
あんなに舞い上がって浮かれた自分が恥ずかしくて、あの石のことは忘れてしまおうと思う。
そして、また、当てもなく宝探しを始める。
わたしの探しているものはなんですか?
と、道行く人に尋ねながら。
でも、また思い出す。
答えは、心の中にあって、誰に聞いても欲しい答えは得られない。
その時に、また、石を見つけるかもしれないし、
幾度か目には、やっと気づくかもしれません。
集めた石同士がこすられて、光り始めていることに。
by kplapla
| 2020-04-17 09:10
| 星読みのつぶやき